使える制度と、使えない制度
「補助金が出てから考えます」というお返事をよくいただきます。 ただ、制度には申請の期限があり、待っているうちに枠が終わっていることが少なくありません。 2026年8月時点で分かっていることを、そのまま整理しました。
先にお伝えします。当社は助成金・補助金の申請代行を行いません。 申請書の作成と提出は社会保険労務士の独占業務であり、無資格の代行は法律に違反します。 当社が担当するのは、研修カリキュラムの設計、実施記録・出席簿・修了証の整備、制度のご案内までです。 申請は御施設の顧問社労士にお願いしています。いらっしゃらない場合は、提携している社労士をご紹介します。
1. 人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)
職員向けのAI研修に使える可能性がある制度です。当社の3プランは、これを前提に研修を時間で設計しています。
| 経費助成 | 訓練経費の75%(中小企業の場合) |
|---|---|
| 賃金助成 | 1人1時間あたり1,000円 |
| 訓練の要件 | OFF-JT かつ 実訓練時間10時間以上 |
| 計画届の期限 | 訓練開始日の1か月前まで。1日でも遅れると支給されません |
| 支給申請 | 訓練終了後2か月以内 |
| 対象者 | 雇用保険の被保険者。短時間のパート職員が中心の施設では対象者が少なくなります |
| 制度の期限 | 時限措置のため、2027年3月末で終了する予定です |
研修は10時間ちょうどで組みません
要件は10時間以上ですが、当社の梅プランは12時間で設計しています。 10時間ちょうどにすると、欠席や中断が1回あった時点で要件を割り、全額が不支給になるためです。
いつまでに契約すれば間に合うか
計画届は訓練開始の1か月前必着、制度は2027年3月末で終了します。ここから逆算した目安です(週2時間ペースで実施した場合)。
| プラン | 訓練時間 | 訓練開始の最終ライン | ご契約の目安 |
|---|---|---|---|
| 松 | 30時間 | 2026年12月中旬 | 2026年11月上旬 |
| 竹 | 20時間 | 2027年1月中旬 | 2026年12月上旬 |
| 梅 | 12時間 | 2027年2月中旬 | 2027年1月上旬 |
週4時間の集中実施にすれば、実施期間は半分になり、各プランとも約1か月ずつ後ろ倒しできます。
助成金は後払いです。施設はいったん全額をお支払いいただき、訓練の終了後に申請して受給します。「実質◯分の1で導入できます」という説明はいたしません。支給の可否と金額は労働局の審査によるもので、当社が保証できるものではありません。
2. 各府県の介護テクノロジー導入支援事業(2026年8月時点)
| 自治体 | 状況 |
|---|---|
| 大阪府 | 令和8年度は事前エントリーが7月13日で終了。予算超過のため二次募集はありません。次は令和9年度(2027年5月頃のエントリー・見積書が必要)になります |
| 兵庫県 | 見込額の調査が7月6日で締切。選定結果の通知が8月下旬〜9月上旬の予定です |
| 滋賀県 | 9月末まで受付の見込みです |
| 京都府 | 8月上旬で受付が終了しています |
大阪府の枠が今年度すでに終わっている以上、「機器の補助金を待ってから加算を取る」という選択肢は、 今年度についてはなくなっています。補助金なしで取れる方法で進めるほうが現実的です。
3. デジタル化・AI導入補助金2026(旧 IT導入補助金)
全国が対象の制度です。申請は「IT導入支援事業者」として登録された事業者を通じて行う必要があります。 当社は現在この登録を進めている段階のため、この制度をお使いになりたい場合は、 すでに登録されている事業者を経由していただく形になります。この点は正直にお伝えしています。
この記事の情報は2026年8月時点のものです。 制度の要件・金額・期限は変更されることがあります。実際のご判断にあたっては、 厚生労働省および各自治体の公式情報と、社会保険労務士など専門家のご確認を必ずお願いします。
どの制度が使えるか、一緒に整理します
御施設の職員数と雇用形態をお聞きすれば、使える制度と、おおよその金額の見当がつきます。
0120-25-0510受付時間 平日 10:00〜19:00/担当:AI支援事業部